【Indeed広告徹底解説!】Indeed代理店の種類と特徴とは?
皆さんこんにちは!オンサイトのCMO・唐松です。
弊社ではHR(Human Resources)の事業として、採用サイトの構築から運営、母集団形成までをサポートしており、その母集団形成の手法の一つとしてIndeed広告の運用を代行しています。オンサイトとIndeedとの関係は以下の記事を御覧ください。
Indeedでの広告出稿を検討する場合、まず、広告掲載方法を、「直販」か「代理店」か、決める必要があります。直販と代理店の違いについては、以下の記事で解説しています。
今回は、広告運用の基礎知識シリーズとして、Indeed認定パートナーの説明と代理店の特徴や選び方について解説します。
目次
そもそも、一般的な広告代理店とは?
一言で「広告代理店」といっても、種類はたくさんあります。
一般的な広告代理店の種別として、テレビやラジオ、新聞、雑誌など主要4媒体を主に取り扱っている「総合広告代理店」。いわゆる電通や博報堂ですね。
交通広告専門やWeb専業代理店など広告媒体を特定の媒体に絞っている「専門(専業)代理店」。親会社やグループ会社が広告主となり、自社グループの広告のみを中心に扱う「ハウスエージェンシー型代理店」など、多岐にわたります。
Indeedでは、一定以上の実績があり、運用力に信頼がおける代理店を認定する制度が存在し、そこでお墨付きをもらえた代理店は「Indeed認定パートナー」と呼ばれます。Indeed広告の代理店を探す場合、まず、この「Indeed認定パートナー」の中から探すことをおすすめします。
Indeed認定パートナーについて
Indeed認定パートナーとは、Indeedが公式に認定している広告代理店のことです。Indeedの基準に満たしているか審査され、それを通過した代理店が文字通り「Indeed認定パートナー」となることができるのです。
Indeedの認定ページや、認定パートナーの企業ホームページで、認定パートナーであるかどうかが確認できます。
認定パートナーのランク
Indeed認定パートナーのなかでも、特に広告売上実績の大きい代理店は「特別認定パートナー」として「ゴールド」や「シルバー」のパートナーランクが付与されます。
ただし、このランクは、単純に広告売上実績によって付与されるものであり、それだけで、自社にとって最適な代理店かどうか、判断できるものではありません。
例えば、ゴールドパートナーでも、月額数千万円規模のアカウントを3〜4社だけ取り扱っている会社もあれば、月額10万円規模のアカウントを大量に受け持っている会社もあり、広告の運用体制や運用手法に大きな差があります。
認定パートナーのランクだけで代理店を判断してしまうと、自社にとって必ずしも有効な運用をしてくれるとは限りません。そんなミスマッチを避けるためにも、代理店ごとの特徴を把握することが大切です。
Indeedを取り扱う代理店を分類すると・・
Indeedの認定パートナーの中で、その運用体制や運用手法で分類する場合、大きく分けて、下記の2つのタイプに別れます。
1. 「求人広告代理店」
2. 「Web広告代理店」
同じ認定パートナーでも、上記の2つのタイプは、全く異なると考えていただいて問題ありません。では、それぞれの特徴を解説します。
求人広告代理店
求人広告代理店は、求人媒体を専門に取り扱っているため、求人広告の知識、大量の求人原稿を作成できる体制が強みです。タウンワーク・マイナビ・リクナビなどの求人媒体を主軸として、関連する採用ツールなども扱っています。
このタイプの代理店はもともと、リクルートなどの媒体社の代理店として、タウンワークなどの求人媒体を掲載課金で販売してきました。Indeedが2017年の夏から代理店を増やしたことにより、求人媒体営業の延長としてIndeed広告を扱う会社が増え、現在に至ります。
「どのようなPR文や募集要項を出せばいいか」といった原稿作成のノウハウがあり、さらに、求人媒体への掲載のための写真撮影などもサービスで実施してくれる場合もあります。Indeed広告だけでなく、他の求人媒体にも依頼しやすい、といったことが得意でありメリットでしょう。
しかし、GoogleやYahoo!、Facebookなどの一般的なWeb広告について詳しいわけではなく、そのためIndeed広告の技術の根幹であり、他の一般的なWeb広告と同様の概念である、機械学習、入札オークション、アルゴリズムなどの理解が浅く、データを基にした改善案に弱いというデメリットがあります。
Web広告代理店
Web広告代理店は、その名の通り、Web広告を専門に取り扱う代理店です。Google、Yahoo!などの検索広告、YouTube、FacebookなどのSNS広告など、Web上で表示される広告が主な商材です。
元々、タウンワークなどの求人メディアや超大手派遣会社は、Indeedが普及する前から、Web広告代理店にGoogleやFacebookなどのWeb広告を数百万円/月以上の費用でWeb広告代理店に依頼していました。その流れで、Indeedが普及するとともに、Indeed広告も取り扱うようになりました。
最低出稿金額が数百万円/月以上と設定されている場合が多く、いわゆる求人メディアなどの「大規模求人サイト」や、超大手派遣会社がメインの顧客となっています。
Indeedのようなクリック課金型、運用型の広告を得意としており、「1クリックあたりの単価を抑えるにはどのような運営をすればいいか」「クリックから応募に至る率を上げるにはどうすればいいか」など、運用→分析→改善といったネット運用ならではのノウハウを熟知しています。
しかし、求人業界専門ではないため、雑誌はもちろんタウンワークなどの求人媒体を取り扱っておらず、大量の原稿を低コストで作成するような体制もない、というデメリットがあります。
代理店分類まとめ
■求人広告代理店
メリット:求人広告に関するノウハウと大量の求人原稿を作成できる体制
デメリット:データを基にした施策提案・実行力が低い
■Web広告代理店
メリット:ネット運用ならではのノウハウを熟知している
デメリット:紙媒体を取り扱っておらず、大量の原稿を低コストで作成する体制もない
大規模求人サイトのクオリティを低コストで
オンサイトはIndeed認定パートナーのシルバーランクとして認定されており、「Web広告代理店」という分類になります。
もともとは、弊社も求人媒体などの大規模アカウントを運営し、通常の管理画面上での調整だけでなく、フィードカスタマイズなどのデータマーケティングまで、ガッツリ取り組んできました。そこでの運用ノウハウは、非常に価値の高いものでしたが、同時に一定以上の工数もかかり、通常の「Web広告代理店」のように、高額の最低出稿金額を設定せざるを得ない状況が長く続きました。
しかし、このたび、大規模アカウントの運用ロジックをそのままロボットに置き換えることに成功し、「大規模求人サイト」に匹敵する運用クオリティを、少額の広告主にも提供できるようにしました。
オンサイトは、自社エンジニアが独自開発した「アドスル」により24時間365日調整を実施し、レポートシステム「アドミル」によりいつでもレポートを確認いただける体制をとっています。このような自動化により、採用費用が少ない広告主様にも高い品質の運用を提供できるようになりました。
また、入札調整を自動化したことで、オンサイトの運営チームは求人原稿の改善に集中的に取り組み、そこでの効果事例も汎用化することにも成功しました。
その詳細は下記の記事でご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
まとめ
Indeedの審査基準に合格した代理店だけが認定されるIndeed認定パートナー。豊富な知識とノウハウを持つ代理店であることは間違いありません。しかしそれだけで判断するとミスマッチを招く結果になります。Indeedでの採用活動を成功させるには、代理店選びが重要です。
オンサイトでは多数のIndeedの広告運用を通して、様々なノウハウを蓄えています。当社の強みは自動運用ロボットで、幅広いお客様層のIndeed広告を最適化します。
Indeedの広告運用を任せてみたい、とりあえず話だけでも聞いてみたいなど、運用に関してお困りの方はぜひオンサイトに問い合わせください!
CMO
最近まで営業をやってましたが、運営チームの立ち上げのため福岡に移住。
運営業務の自動化、システム化をエンジニアと協力して進めています。
趣味はランニング、スケボー、音楽。