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【無料資料DL】厳選50社!保育士採用サイトの分析をしてみた

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あけましておめでとうございます。オンサイト株式会社で人材獲得のWebマーケティングコンサルタントを担当しているYuuki Kudoです。

弊社ではHR領域におけるオウンドメディアリクルーティング(自社採用サイトを基盤とした採用活動)支援を行っています。

今回は、人材獲得に難航している保育士業界における保育事業会社の採用サイトをランキング化した分析レポートを紹介します。

1年半で求人倍率が2倍上昇!激動の保育士採用市場とは

厚生労働省は平成27年(2015年)、保育人材確保のための「保育士確保プラン」を発表しました。
このプランでは、平成29年度末までに国全体として新たに6.9万人の保育士が必要になるとされ、平成30年度以降も保育士が充足されるよう継続的に確保に取り組むとあります。
これは待機児童の解消を目的とした「子育て安心プラン」において、令和2年(2020年)度末までに約32万人分の保育の受け皿を確保することを目標としているためです。

現在、このような状況から保育士の採用市場は常に売り手市場となっており、保育事業会社にとっては優秀な保育士確保が最重要課題となっています。

株式会社リクルートが運営する求人情報専門の検索エンジン「Indeed」のデータによれば、2019年3月の保育士の求人倍率(求人数/求職者数)は0.39倍(149,898/379,719)で求職者数の方が圧倒的に多かったことがわかります。
これが2020年の11月になると、0.76倍(210,557/273,909)となり一年半で求人倍率が約2倍になっているのです。
また採用企業数も、35,988社(2019年3月)から52,907社(2020年11月)となり、こちらは1.47倍となっています。

ただしここで注目すべきは単なる倍率ではなく、絶対的な数値として求職者数が減ってきていることです。
保育事業会社の求人数は増えていますが、求職者が減ってきているので更に売り手市場が加速しているのです。
この傾向が続けば、2021年は更なる採用競争の激化が予想されます。

採用サイトを閲覧する求職者は急増!
70.4%の求職者は採用サイトをチェック

このような求職者数の減少に対して保育事業会社は、専門職である保育士に特化した人材紹介会社に依頼(応募)を出して採用する人材紹介や、転職フェア、ハローワーク、求人情報サイトなどを利用した採用戦略を行っています。

それぞれにメリットはあるものの、弊社として今後特に重要だと考えているのが、採用サイトの充実強化です。

転職サイト「エン転職」を運営するエン・ジャパンの調査によれば、求職者の7割が採用サイトを確認するとも回答しており、求職者にとって企業の採用サイトがいかに重要なものかわかります。

また企業の採用サイトを確認する理由として、

  • 製品やサービス、主要取引先、従業員数などから実際の業務イメージを起こすため
  • 内容や構成、情報量、メンテナンス具合で会社の雰囲気を予想する
  • 概要、方針、心得等、採用サイト作成のセンスから会社経営の意気込み、社風や自身との相違を見つける

などを挙げています。

採用サイトは風土や基本となる考え方を反映していると求職者は判断しています。

また、先述のように求人倍率が上がり他保育事業会社との採用競争が激化している状況では、採用サイトの充実が優秀な人材採用の成否を大きく左右することは間違いないでしょう。

参照:エン・ジャパン「転職活動者の9割が「企業HP」、7割が「採用HP」から企業情報を収集すると回答

https://partners.en-japan.com/special/old/171206/2/
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業界最大手も力を入れている、保育事業会社の採用サイトの実態とは?

大手企業を中心に保育事業会社50社を抽出した

  • マイナスにならないSEO対策
  • チャネル(採用サイトへのリンク等)
  • 原稿タイトル(魅力となるキーワードの有無等)
  • 原稿本文(魅力となる推しポイントや必要要件が書かれているか等)
  • コンテンツの種類

をそれぞれ10点満点で採点、総合点で順位づけを行いました。上位企業のみをピックアップ紹介します。

●総合ランキング5位 (株)小学館集英社プロダクション  総合点31.7/50


こちらは中途採用のための採用サイトページです。
チャネルが10点満点でトットメイトと同じ1位。またコンテンツも非常によく準備されていて、「保育園設立のあゆみ」、「保育の思い」など園のビジョンを伝えるコンテンツがあり8.4/10と高得点でした。

●総合ランキング4位 (株)テンダーラビングケアサービス  総合点32/50


こちらのサイトは、SEO対策とコンテンツが高得点でした。
求職者にとってわかりやすいユーザーインターフェースと、深すぎない階層などシンプルなサイト構造が必要です。

●総合ランキング3位 (株)トットメイト  総合点32.5/50


本サイトが高い点数を獲得したのはチャネル(10点満点)。
この分析ではチャネルをIndeed、スタンバイ、求人ボックス、Google仕事検索としていますが、本サイトはすべてのチャネルに求人が掲載されていました。求職者との接点を増やすことは、採用者数を増やすことにもつながっていきます。

●総合ランキング2位 HITOWAキッズライフ(株)  総合点33.3/50

原稿本文で1位となり、総合でも2位となったのがHITOWAキッズライフです。
本サイトの優れている点は、画面上部の概要に続いて詳細が項目ごとに整理され、見やすく記載されている点です。また画面下部には、「応募から選考までの流れ」と「1分! 4STEPで簡単応募」があり、求職者は流れるように応募まで進んでいくことができます。非常に完成度の高い本文が魅力のサイトです。

●総合ランキング1位 (株)JPホールディングス  総合点35/50


保育業界最大手の、JPホールディングスの採用サイトが総合ランキング1位となりました。
本サイトの特徴は、コンテンツがわかりやすく視覚的(インフォグラフィックス)に表現されていることと、その内容が的確なことです。
たとえば、会社のデータだけでなく職員の構成やアンケート結果をグラフ化するなど、サイトを見ている人が内容をすぐ理解できるように工夫されています。また原稿タイトルの中にも推しポイントがしっかり入っており、コンテンツ(10点満点)と原稿タイトル、チャネルが高得点となりました。

まとめ

保育事業会社50社を分析して明らかになったことは、高得点を獲得した採用サイトは例外なく原稿タイトルと原稿本文、コンテンツの充実に力を入れているということです。

今回調査対象とした50社は、それぞれSEO対策とチャネルに力を入れていましたが採用サイトに誘導できたとしても中身を見てもらえなければ意味がありません。

保育事業会社の社風や、自分との相性を確認するため、まずはその企業の採用サイトを検索する求職者。その要求に応えるには、キャッチーなタイトルとわかりやすく整理された本文、園の魅力を余すところなく伝えるコンテンツが必要なのです。

企業の採用に対する熱意は、そのまま採用サイトの作り込みに現れます。優秀な保育士を確保するには、SEO対策やチャネル施策を含めた総合的な採用サイトの強化が重要です。

オンサイトは、Webサービスの運営支援に特化した全く新しいコンセプトの会社です。オンサイトなら、Webサイトの開発・制作、マーケティングの各種施策から新規事業支援など経営に関わるコンサルティングまで、 幅広くアプローチすることが可能です。これまでに運営支援したサイトは1,2000サイト以上。2006年の設立以来、お客様の“成功”を支援したいという想いを抱きながら、常に業界の最前線を走り続けています。

マーケティング

▼保育事業会社全50社の採用サイト分析レポートはこちらよりお問い合わせください。


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